大きくする 標準 小さくする

2012年度 ラビッツ日記 2012/11

関西学生クラブ選手権 VS近大ドルフィンズ

投稿日時:2012/11/24(土) 14:00

関西学生クラブ選手権準決勝
京都ラビッツ31ー19近大ドルフィンズ

 昨年の悔し涙から1年、今年は「関西制覇」を目標に厳しい練習に励んできたラビッツ。試合は豊田(3)のキックからスタートする。前半は流れに乗れず、開始10分にラビッツの反則からドルフィンズにトライを決められてしまう。しかし直後、怒濤の追い上げで敵陣に攻め入ると、最後はSO小島(4)が抜けてトライ。この勢いのまま攻めたいところだったが、あと一歩での反則が続き、なかなか流れを掴めない。5ー7と2点ビハインドのまま前半を折り返す。
 後半に入ると選手を大量に入れ替え、そこで交代したSH永井(1)が大活躍。「いけると思った」と僅かな隙を突き、巧みなステップでコースを取ると、そのままトライを決め、逆転に成功。直後にもまた永井が技ありのトライを決め19ー7とリードを広げた。しかしドルフィンズも意地を見せ、5点差まで詰め寄られる。このまま流れを渡すかと思ったが、主将のFL山澤(3)の力強くも正確なタックルが冴え渡り相手の動きを阻止。また、天野の鋭い縦突破でチャンスを作ると大きく展開を見せ、繋ぎきって最後はNo. 8井上(2)がトライ。後半も残り5分を切ると、ベンチも一体となり声援を送る。それもあってか、永井から井上へと繋ぎ、ダメ押しの追加点で試合を決定付けた。最後に1トライを奪われてしまうが、そのまま逃げ切り試合終了。昨年度の成績を上回る決勝戦に駒を進めた。
 次の相手は関学大上ヶ原。前の試合で強豪・同志社H&Tを46ー20で下した昨年の関西王者だ。15個もの反則を出し、個々の力に頼るラグビーをしてしまう課題が浮き彫りとなった今回。決勝は2日後に控えているが、スクラムでのミスを修正し、組織力で一丸となり関西の頂点を目指したい。

◇試合後の話
2トライを決めた井上
「前半はグダグダな戦いをしてしまったが、後半は流れが良くなった。1本目のトライは狙いにいったが、2本目はSHの永井がうまく引き付けてくれたおかげ。近年はずっと上ヶ原が関西代表なので、今年こそはラビッツが関東に挑みたい」

後半から大活躍した永井
「劣勢の展開でも焦りはなく、落ち着いて攻めれば勝てると思っていた。ラビッツの課題は反則の多さ。しかしDFが良く、前半を7点で抑えられた点は良かった。ここまで来たら優勝しかないので頑張りたい」

ムードメーカーのWTB宮野(1)
「勝てて嬉しかった!今日は兵庫県高校予選の決勝もあり、母校(報徳高校)が勝利したと聞いて、後輩に負けてられないと思った。次も自身が活躍して試合を盛り上げ、自分たちのラグビーをしたい」

MG西井(4)
「決勝まで来れて本当に嬉しい!私たちマネージャーも精一杯頑張ります」

<< 2012年11月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

ブログテーマ